私はこの下町に来て40数年になります。ここから大学に通い、卒業後、恩師の研究室で学び、35歳で浅草橋に建築デザイン事務所を立ち上げました。
当時はまだ建築設計そのものが建設会社から独立した存在であるべき事すら認知されていない時代で苦労しましたが、少しずつ社会から理解され仕事が増えてきました。
以来30年、700棟を超える建物の設計に携ってきました。その中には個人住宅を始め、何よりも多いのは企業の本社ビルそして研究所、生産施設、流通施 設、私立の大学を始め中高一貫校と色々な建物の設計に携ります。現場も北は北海道から南は九州まで、海外は中国、ベトナムに建てます。

私どもの社是は「知と技をデザインする」です。
建築に技術が求められる事は言うまでもない事ですが、建物は建つ事によって地域社会との接点を多く求められます。 つまりその土地の文化とか伝統との融合です。 それらをまとめるのが「デザイン力」です。
私達のお客様のほとんどは中小企業です。限られた予算でいかに美しい建物を建てるかが私達の使命です。従いまして一番神経を使うのが、建設会社の指名と入札です。
ここ数年来「談合」が社会的問題になっていますが、私達は創業以来「公平、公正」そして何よりも「透明性」を大切にしています。多くのお客様の信頼こそ私達のなによりも強い味方です。

私達の求めるものはこの街に「夢を創り夢を残し街の主役はいつも貴方です」と言える時の来る事です。